
大谷選手の本塁打をキャッチ損ねた観衆
ひねくれ者の一言。
2025年3月19日カブス対ドジャース2回戦の5回表大谷選手は第3打席の5球目を右中間スタンドに運びました。
東京ドームの観客は待っていた本塁打に球場は大騒ぎ、ところが打球はファンが伸ばした手に当たってグラウンドに落ちたためビデオ判定となりました。判定は変わらず本塁打となりました。
この場面をテレビで見ていた私は「野球公認規則6.01(e)観衆の妨害【原注】観衆が競技場に入ったり、身体を競技場に乗りだして野手の捕球を明らかに妨害した場合は、打者は観衆の妨害によってアウトが宣告される」を頭に浮かべた。もし、この手に当たった観衆が中堅手の捕球を妨害してアウトにしていたら日本で有名な「大谷選手の日本凱旋本塁打を妨害した」観衆として注目を集めただろうと思っていた。東京ドームのフェンスの高さは4m。この高さをジャンプしてよじ登って打球を捕球するのを妨害される選手は元ヤクルトの飯田哲也しかいない。
録画をスローにして見たら打球が観衆の手に当たった位置はフェンスを越えた場所で、手を前に伸ばしていないから確かに本塁打だ。残念。
この観客は有名人なる機会を失った。