さよなら三塁打の条件と打者走者の走塁

さよなら三塁打をいつか球場で見たい。

9回裏、同点、一死走者三塁。打者は右中間を抜ける安打を放った。一塁走者は、二塁を踏み、三塁を踏み、本塁に向かい本塁生還した。このときに打者走者はどの塁まで進んでいるのかを見る。 三塁打になるには打者走者も三塁ベースを踏まなければならない。

仮に二塁と三塁の間で一塁走者が本塁生還したのを見た打者走者が歓喜に湧く同僚のシャワーを浴びてベンチに戻ったら記録はさよなら二塁打となってしまう。

三塁打と記録される根拠は生還した走者が進んだ塁数と同じ塁数を進むことである。

私の記録では1989年~2024年までのさよなら三塁打は21しかない。少ないのは打者走者が三塁まで進めるのに恐らく二塁ベースを踏んでから本塁生還を見てさよならを確認してベンチに戻ってしまうからではないかと思っている。

三塁打と二塁打では塁打数が1つ違う。年度の最高塁打数の表彰はないが、3000塁打達成は日本野球機構の特別表彰があるかもしれない。

たった1塁打で逃すこともあるかもしれないから一塁走者が本塁生還したら打者走者は三塁まで行けるなら進むことである。