
野球記録の恐ろしい言葉と投手の傾向を発見
野球のスコアをつけて記録を集計している。いろいろ感じることがある。
一つ目は、野手記録の言葉である。実に恐ろしい言葉が続く。
刺殺(しさつ=刺し殺す、補殺(ほさつ=殺しを助ける)、併殺(併殺=併せて殺す)、三重殺(さんじゅうさつ=三人重ねて殺す)、挟殺(きょうさつ=挟んで殺す)。
野手以外の言葉でも同じだ。盗塁刺(とうるいし=塁を盗む奴を刺し殺す)。 死球(しにだま=死ぬ球を投げる)。
実に、実に恐ろしい。
もう一つは、投手のタイプがわか
る。私は、投手をゴロ投手、フライ投手、三振投手に分けている。そのどれかがわかる。例えば完全試合の27アウトの内容が補殺数27、刺殺数27ならこの投手は低目を投げるゴロ投手だ。
同じく完全試合で補殺数0、刺殺数27ならフライ投手か奪三振投手だ。
この投手のボールの質は打者の前で浮き上がる。打者は空振かバットの上面に当たりフライとなる。
このように、スコアをつけて集計をもとにわたしなりにこの投手はゴロ投手、フライ投手、三振投手と仕分けしている。
ゴロ投手が前半ゴロアウト、後半フライが多くなってくる。そうなるとボールが高くなっていると分かる。投手交代の時期かなと自分なりの判断をしている。
スコアを付け集計していると勝敗以外に野球のおもしろさに気づくのだ。