さよなら打は何球目が一番多いのか?
さよなら打は何球目が一番多いのか?
2017年~2022年までの5,110試合(リーグ戦、交流戦、CS、日本シリーズを含む。球宴を除く)の内、さよならは341試合(全試合に対しの比率は約6.7%)。
341試合の内、何球目のさよなら打が一番多いかは2球目で、初球(47試合)、2球目(69試合)、3球目(65試合)の合計は181試合。さよなら打の約53%が3球目以内に打って試合は決着しているのだ(4球目「55試合」)まで含めると約69%になる。
さよなら試合は初球から4球目までにほとんど決まると言ってよいのだ。
ボールカウント別にさよなら打を見ると、0b-1s後の2球目は、1b-1s後の3球目と投手がストライク投球するボールカウントを打っている。
さよなら打の種類を見ると一番多いのが安打(単打)、本塁打は2番目になっている。本塁打が多いのは、さよなら場面でフルスウィングを心がけているからだ。試合を決着する決定打は思い切ってバットを振ることから始まることを表しているのだ。