打者のハーフ・スウィング
●ストライク、ボールの判定を塁審がする 打者がハーフ・スウィングしたときに、捕手が球審にストライクかボールかの判定を塁審にアドバイスを求めるシーンをよく見かける。
塁審は、球審の要求に従って、ストライクのときはアウトの仕種、ボールのときはセーフの仕種で判定を球審に知らせる。
球審は、その判定に従って、ストライクあるいはボールコールする。球場で見かけるシーンである。
●投手が判定を求めたら
ときどき捕手が球審に判定アドバイスを求める前に投手が塁審に向かって、塁審に判定アドバイスを求めることがある。
このような場面があったらすぐに塁審はどんな仕種をするか見よう。答えは「アウト」、「セーフ」のコールを一切しない。投手の要求を無視する。
●打者が判定を求めたら
同じことで、ハーフ・スウィングで球審がストライクコールしたときに打者が塁審に判定アドバイスを求めることがある。このような場面があったらすぐに塁審はどんな仕種をするか見よう。答えは「アウト」、「セーフ」のコールを一切しない。投手の要求を無視する。
なぜでしょうか?
実は、球審に塁審の判定アドバイスを求められるのは、捕手と守備側の監督だけなのだ。