ブルペンで勝ち試合投手、敗け試合投手を見分けるには

●最終回のブルペンを見ると監督の投手に対する信頼度がわかる

最終回、5点差以上で勝っている時は抑え投手にセーブがつかないので他の投手がマウンドに上がる。でも、こういう投手は0点で抑えられるか心配なのか、走者を出すと抑え投手が準備投球を始めるケースがある。

つまりこの投手は監督から完全に信頼されていない。もしものために抑え投手が準備投球をしているわけだ。 ところが同じ状況でも抑え投手が準備投球をしていないケースがある。これは監督が「このくらいの点差なら大丈夫だろう」と信頼されていることの証だ。

 

●2アウトになれば抑え投手もブルペンベンチに引っ込む

信頼されていない投手も2アウトまでとると、抑え投手は準備投球をやめます。監督は2アウトになれば何とかおさめてくれるだろうと判断するからだ。中継ぎ投手が監督からどの程度信頼されているかを判断する要素として大量点差のときにブルペンで抑え投手が準備投球をしているか、していなかか判断できるのだ。ブルペンが見える球場での楽しみの一つだ。

 

●3回~5回までにブルペンで準備投球する投手は信頼されてない投手

ブルペンで投げている投手に対し監督が信頼しているか、していなかを判断する要素として、3回あたりから準備投球をする投手はまだまだ信頼されていない証になる。勝ち試合で信頼されている投手は7・8・9回に投げるので準備投球は6回ぐらいからブルペンで投げ始める。

ドーム球場はブルペンが見えないから球場で信頼されている、信頼されていない投手を判断できないのは残念だ。