9打者連続奪三振記録投手土橋正幸投手の投球内容は?
江夏豊投手は1971年7月17日、西宮球場で行われたオールスターゲーム第1戦で初の9打者連続奪三振を記録した。
オールスター初は江夏豊だが、ペナントレースで初めて9打者連続奪三振を記録したのは阪急の梶本隆夫投手。1957年7月23日対南海13回戦で3回二死から6回一死まで9打者連続奪三振を記録した。
もう一人は東映土橋正幸投手で1958年5月31日対西鉄6回戦の1回三死から4回二死まで9打者連続奪三振を記録した。
梶本隆夫投手の9打者連続奪三振のスコアを見られないので三振の内容がわからない。
土橋正幸投手はスコアがあったので以下の表にした。
9打者連続奪三振を40球でしたから1打者あたり4.4球。ボールは40球の内10球しかない。
ストライク、ストライク、ストライクと江戸っ子らしく千切っては投げ千切っては投げと粋な土橋正幸らしい投球内容だ。投球数は126球で16奪三振を記録している。
対戦相手の稲尾和久投手の投球数は104球。
試合時間は2時間3分で東映が3-0で勝利、実にテンポ良い試合だったことがわかる。