高橋監督は攻撃型か、それとも投手型か?
今夜は“セーブと監督の性格についての”だからどうなの話し。
2-10の8点差で最終回を迎えた。3点をとり、5-10になった。
2アウトになったが走者一・三塁。打順は7番、次の8番打者は今日もここまで無安打。全く安打を打てる気配はない。
さて、ここで監督はこの場面で投手交代をするか? それとも、7番打者が安打して三塁走者が生還して6-10、走者一・二塁になってからでも遅くないとここは我慢して投手交代を一歩待つか?
このときに監督の性格がでてくる。
攻撃型の監督は5-10の点差で投手交代をすると思う。
ところが投手型の監督は6-10になってから交代すると思う。
この場面は、監督の性格を判断する適切な場面だと思う。
実は、2016年3月26日読売対ヤクルト第2回戦で読売高橋監督は9回表に登板した戸根投手をこの場面で交代し、山口投手を救援投手としておくりだした。
ヤクルトの7番打者坂口選手は結局2塁ゴロでアウトとなり5-10で読売が勝利した。
山口投手はセーブがつかない。
さて、戸根投手を交代させないで坂口選手が安打し6-10、走者一・二塁なる。
とするとこの場面で山口投手に交代し押さえれば山口投手にセーブがつく。モチベーションが高まる。
8番打者中村選手は安打を打てる雰囲気はない。ならば戸根投手に坂口選手と対戦させてからでも投手交代は遅くない(かりに戸根投手が坂口選手をアウトにすれば野手と勝利にタッチができる。3点取られても気分は良い)。
ここでは救援投手にセーブがつく場面か、それともつかない場面かで投手のモチベーションが全然違うのだ。
それを推し量って投手交代を決断する。それによって監督の性格があらわれる。
高橋監督はどうやら攻撃型の監督のようだ。投手の気持ちを汲んで勝負を掛ける投手型ではないようだ。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。