サヨナラリーグ優勝を目撃した審判員は

今夜は“さよなら球審についての”だからどうなの話し。2015年10月2日ヤクルト対阪神25回戦(神宮球場)。

ヤクルトは14年振り7度目のセ・リーグ優勝をした。

このときに本塁ベースを踏んだサヨナラ走者は川端選手。その触塁を確認していたのが名幸一明球審。

1990年以後のリーグ優勝(プレイオフを含む)でサヨナラ優勝試合の審判員を調べた。

サヨナラで優勝が決まるのだからどの試合も劇的だ。その中でも本塁打で決まるのは観客として最高の感激だ。

サヨナラ本塁打で優勝が決まったのは4試合ある。その中の2試合は今後もプロ野球史上2度とないサヨナラ本塁打だと思う。

一つは2000年9月24日読売対中日27回戦(東京ドーム)。読売江藤選手が9回裏0-4から満塁本塁打で同点。続いて、読売二岡選手がサヨナラ本塁打で読売優勝。このときの球審は井野修。

もう一つは2001年9月26日26回戦(大阪ドーム)。近鉄北川選手がサヨナラ、逆転、満塁、おつりなし、優勝決定本塁打。近鉄が4度目のリーグ優勝。漫画みたいだった。

このときの球審は佐藤純一審判員。北川選手の本塁触塁確認に苦労していた。

最後に非劇的なサヨナラ試合。2006年10月12日日本ハム対ソフトバンクプレイオフ第2戦。日本ハム稲葉選手がサヨナラ二塁内野安打でリーグ優勝を決めた。ソフトバンク斎藤投手がマウンドで泣き崩れた。忘れられない場面だった。

このときに本塁に滑り込む森本選手にセーフ判定をしていたのが丹波幸一球審。

表の上はサヨナラ優勝決定試合で審判を務めていた審判員名と回数。下はサヨナラ優勝決定試合の球審とサヨナラの内容。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。