外野手優勝監督は一番少ないが、守備位置は中堅手が多い
今夜は“監督のポジションと優勝回数について”のだからどうなの話し。
読売の監督は高橋由伸、横浜DeNAの監督はアレックス・ラミレス、阪神の監督は金本知憲。3人とも外野手出身の監督だ。広島とヤクルト監督は緒方孝市、真中満。これでセ・リーグは5人の監督が外野手出身になった。
パ・リーグの外野手監督は日本ハムの栗山英樹一人である。
外野手監督の優勝回数は何回あるのだろうか?
データを分析した。それが上記の円グラフと表である。
2リーグ制になった1950年以来ペナントレースの優勝回数は132回ある。外野手の優勝回数は一番少ない9回しかない(その他を除く)。
その監督は中日を優勝させた与那嶺要監督、日本ハムを優勝させた大沢啓二監督、広島を優勝させた山本浩二監督、ヤクルトを優勝させた若松勉監督、ソフトバンクを優勝させた秋山幸二監督、日本ハムを優勝させた栗山英樹監督、ヤクルトを優勝させた真中満監督。
これら優勝監督は大沢啓二を除くと中堅が主な守備位置だった。センターラインを守っていたのがこれら優勝監督の特徴だ。
さて、今年外野手監督になった3人はすべて中堅手ではない。ということは過去のデータから見るとどうやら優勝監督にはなれそもないとなる。
まあ、これはデータのこと。覆るかもしれない。楽しみにしておこう。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。
明日は優勝監督が一番多い内野手のポジションについて分析結果を報告する。