縋れるものなら何でも! そんな気持ちだったな。
今夜は“ヤクルトサヨナラ優勝決定試合と球審について”のだからどうなの話し。
2015年10月2日ヤクルトは優勝マジック1で対阪神戦を迎えた。
この試合は142試合目、残り1試合は対読売、東京ドーム。
この試合に勝たねば優勝危ないかも……。
そんな切羽詰まった対阪神戦。1対0でリードしていたが8回表に同点にされた。
延長戦になって11回裏二死走者一・三塁で打者雄平選手は一塁線横を抜くサヨナラ安打。
これで優勝決定。
このときの球審は名幸一明審判員。
14年ぶりの優勝ができるか?
こんなときは優勝を後押ししてくれるものなら何でもよい。球審別のサヨナラデータに縋った。
ヤクルトのサヨナラ試合率は9.2%(1990年~2006年までのサヨナラ試合数÷ホーム試合数)。
この試合の球審を務めていた名幸一明審判員のヤクルトサヨナラ試合率は23.1%(2002年~2006年までの名幸一明球審サヨナラ試合数÷ヤクルトホーム球審数)。サヨナラ率は高いのだ。
雄平選手の安打に縋ると同時に名幸一明審判員が球審しているとヤクルトはサヨナラ率が高くなることに縋った。
まあ、野球は選手がするものだが、この日はこんなデータに縋ってでも優勝を願って、祈ったのだ。
そして優勝。球審サヨナラ率を調べていた結果かな……。どうでもよいことも役にたつのだな……。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。