サヨナラ本盗で投手が慌てて暴投し成功

今夜も“サヨナラ本盗”についてのだからどうなの話し。

1950年の2リーグ制以後でサヨナラ本盗の成功は5度ある。

今回はそのうちの1975年8月17日南海対日本ハムのサヨナラ本盗を記す。

得点3対3の同点で10回裏南海の攻撃、一死後代打外山選手が右前安打。外山選手の代走阪田選手が盗塁し二塁。新井選手の二塁ゴロで三進。

打者桜井選手に対し日本ハム藤原投手が投じた二球目に三塁走者阪田選手が本盗を仕掛けた。

慌てた藤原投手が高投したボールは高橋捕手のミットをかすめてバックネットに向かって転がった。

その間に阪田選手は本塁を踏んでサヨナラ本盗が成功した。

1964年8月22日の東京オリオンズ対阪急ブレーブス戦における大坂選手のサヨナラ本盗は捕手の打撃妨害で成功した。

1986年10月4日のヤクルト対大洋の渋井選手のサヨナラ本盗は一塁走者が二盗を仕掛けた隙に本塁生還をしている。

この3度のサヨナラ本盗をみるように本盗を仕掛けることで投手が慌てたり、捕手が慌てて打撃妨害したり、重盗を仕掛けるなどで成功している。

何かの仕掛で投手、捕手、野手を慌てさせることがポイントになるようだ。

1986年以降29年間サヨナラ本盗はない。一度は見たいものだ。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。