「負けに不思議な負けなし」を確認できるスコア記入
今夜は“スコア記入”についての”「だからどうなの話し」。
神宮のヤクルトの試合はもちろんCSで見る試合はスコアを書く。
なぜ書くのか?
「負けに不思議な負けなし」でその理由を分析し、納得しないと気分が悪いのだ。試合終了後にスコアを読んで反省するのだ。
2015年5月16日読売対ヤクルト8回戦(東京ドーム)をいつものとおりスコアを記入しながら球場で観戦した。
6回表ヤクルトは2対3の一点差で負けていた。
一死走者二・三塁で読売の守備態勢は前進守備。打者川端選手のボール・カウントが3ボール・1ストライクになった。すると内野陣は後に下がった。
「内野ゴロなら一点差し上げます」と同点OKの守備態勢だ。ゴロさえ転がせば1点入り同点になる。
ここで一番いけないのは三振と内野飛球。川端選手はバットコントロールがうまい選手だ。ゴロを転がすことはできるはずだ。ところが3ボール・2ストライクから三振。ここは最低でも同点で良い。
なのに状況が見えていない。
もうひとつ1点差で9回表一死、走者は俊足の三輪選手が一塁。打者は雄平選手。
ボール・カウント3ボール・1ストライク。次の投球を打つか見逃すか?
ここは打つなら的を絞り、これだと思う球以外は見逃すこと。
ボールなら四球で一死走者一・二塁になる。
ストライクなら3ボール・2ストライク。次の投球のときに一塁走者は自動スタートできる。外野を抜ける打球なら一塁走者は本塁に生還できるかもしれない。
ところが雄平選手は3ボール・1ストライクから低めの球を打ってセカンドゴロの併殺打。これで試合終了。
たとえストライクであっても打つ球ではない。なぜ1球待てないのか。
これも状況が見えていないからだ。
弱いチームはこういう状況が見えていないミスを積み重ねて負けるのだ。
帰りの電車のなかでスコアを読み、メモし、反省し、これらの選手が次に似たような状況になったときにどうするか見る。それで選手の評価をするのだ。
スコアを書けば反省と選手の評価ができる。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。