プロ野球選手としての心構えができていない選手
今夜は“プロ野球選手の心構えについての”「だからどうなの話し」。
まあ、最下位は予想していたが、ここまでひどいチームになるなんて。ちょっと怒りを発散する。
週刊ベースボール10月13日号で木田優夫が巨人に入団した当時に関本四十四二軍投手コーチから「プロ野球選手は、周りの人の生活をかけてやっているのだぞ。打たれることでキャッチャーや他の選手たちの生活までかかっているんだ。極端にいえば監督やコーチの生活までかかっている。それは絶対忘れるな」とプロ野球選手の心構えを叩き込まれたと語っている。
8月5日、ヤクルト対阪神戦(神宮球場)、1回表、阪神鳥谷選手が二死後に平凡な中堅飛球を打った。スワローズの中堅手比屋根選手がこの凡フライを落球した。二死走者二塁になった。
直後、八木投手は左腿に痛みを感じてマウンドを降りた。翌日診断結果は左大腿部肉離れで戦線離脱した。結果論かもしれないが、比屋根選手が捕球していれば攻守交代で八木投手は肉離れを発症しなくて済んだかもしれない。八木投手は結局、5勝で終わった。
10月7日、ヤクルト対横浜DeNA戦(神宮球場)。この日はヤクルト小川投手が10勝を掛けた試合だった。
8回表、二死走者一・二塁、ヤクルトが3対2で1点リード。白崎選手は浅い左翼飛球を打った。チェンジかと思った瞬間、飯原選手が落球。3対4と逆転された。
結果、小川投手は10勝を達成できなかった。飯原選手が凡飛球を捕球していたら……。これも結果論かもしれない。
だが、つくづく、この二人の緊張感のない凡プレーを現場で見ていて、プロ野球選手としての心構えがない選手だと感じた。こんな選手がいるから最下位になるのだろう……。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。