打球速度が早い。これぞプロの技。それを見るのが楽しい

今夜は“ボールを強く叩くについての”「だからどうなの話し」。

フルスイングでボール強く叩けば、打球速度は速くなる。打球が野手間を抜ける率が高くなる。つまり安打が増えるから打率が上がる。

ソフトバンクの柳田選手は記者から問われた。「フルスイングと率を上げることは相反するのでは」と。

それに対し「強く叩けば強い打球になりますし、そうすれば野手の間を抜ける確率が上がります。当てにいって、良いコースを飛ばしても打球が死んでいたら野手に捕られてしまうんで。ヒットを打つには強い打球が必要で、そのためのフルスイング、というのが僕の考えです」と答える。

スワローズの雄平選手はフルスイングする。ボールを強く叩くから打球速度が速い。内・外野手間を抜ける。

見ていて気持ち良い。素人にはできないことだ。これぞプロの技だ。早い打球を野球場で見る。実に気持ち良い。

ときどき雄平選手は併殺打する。俊足なのに併殺になる。それは打球速度が速いからだ。併殺打でも納得できる。

強く早いスイング、強く早い打球を見る。これぞ野球ファンが野球場へ行く楽しみなのだから。

柳田選手、雄平選手、これからもフルシングを続け、強くボールを叩き、打球速度を上げてください。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。