粘ったのか? 下手なのか? し止められないのか?

今夜は“打者と投手の一騎打ちについての”「だからどうなの話し」。

決め球のない投手。し止める打球を打てない打者。これが試合時間を長くする原因だ。

2013年のパ・リーグ平均試合時間は3時間23分。セ・リーグは3時間20分。相変わらず長い。

なんでこんなに長くなるのだろうか。その一因に投手と打者のレベルダウンがるのでは……。

元阪神の掛布さんが「僕らの頃は1試合に使用するボールの数は、だいたい70~80個でした。ところが今は10ダース必要だというんです。つまり120個ですよ」。

事実、アグリーメントに主催球団は試合前に審判員へ10ダーズ用意することになっている。確か1995年以前は5~6ダーズだったと思う。

これは何を意味しているのだろうか? おそらく打者はファールを多く打っているのだろう。裏返せば、一球を見事にフェアーゾーンにし止める打撃技術が落ちたからではないか。

打席で粘る打者を評価することは間違いではないが、4番打者が何球も粘るなど打撃技術が落ちている証拠ではないか。

また、投手も打者をし止める決め球がないからファールを打たれる。

この結果、ファールが多くなり、使用球が多くなり、試合時間が長くなる。

打撃技術と投球技術ががアップすれば試合時間は短くなるはずだ。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。