ベース・ボールは、勝利は二の次で、
打つことを楽しんだのでは?
●ベース・ボールの初期、21点得点したチームが勝ちだった。
9イニング制ではなかった。 9イニング制になったのは1857年。
ただし、両チームのアウト数は同じでなければ試合は終了できなかった。
ということは、両チームとも27アウトにならなければ試合は終了しなかった。 後攻のチームがリードしていても9回裏も攻撃したのである。
その上、もっといまとは違うのは後攻チームが9回裏で逆転しても、試合は終了しないで、3アウトになるまで攻撃したのだ。
さよなら試合というのはなかったことになる。
●これは何を意味しているのか?
ベース・ボールは勝利よりも打者が打つことを楽しむゲームだったのではないか。
昔のルールを調べていたらそんなことを感じた。
いつからベーズ・ボールの打つ楽しみから勝利優先の“野球”になってしまったのだろうか?