毎日、毎日、審判員の出場試合データを入力していると現役を引退した審判員の最終出場試合がわかる。 審判員の初出場試合のデータは『ブルーブック』『グリーンブック』に載っているが最終試合は載っていない。
そこで、わかり次第トッピクで報告する。
現在、NPB審判部長の井野修審判員の最終出場試合のデータ。
2009年10月5日、横浜対広島、第24回戦、一塁塁審、横浜球場。終了時間は午後8時42分であった。
この日、この時間に井野修審判員は現役を引退したのだった。この試合は2902試合目だった。
観客数は5,339人。当時セ・リーグの審判員部長の最終試合にしてはさびしいかぎりである。
やはり、審判員が引退するときは事前に告知することを望むものである。
因みに、初出場試合 1978年4月2日、ヤクルト対広島、2回戦、神宮球場、ライト外審。
私の井野修審判員のベストジャッジは、1997年の日本シリーズ第2戦、ヤクルトスワローズ ドゥエイン・ホージーのバットのグリップエンドに投球が当ったのをフェア判定。このとき球審であった。