読売斎藤投手の11試合連続完投記録と球審

1989年のセリーグ記録で何と言っても素晴らしいのは読売斎藤投手の11試合連続完投だ。投手分業制になっている現代の野球ではこの記録を破ることはないだろう(2022年の両先発完投試合は4試合しかない)。

 

1989年の1試合平均投球数は293球。単純に2で割ると1投手あたり146球。それに対し斎藤投手の1試合平均投球数は126球。完投試合は投球数が少なくなる。

 

また、1989年の全試合の平均3時間11分に対し斎藤投手が完投した平均試合時間は2時間57分。完投試合があると当たり前だが試合時間は短くなる。逆に言うと、試合時間が長くなる要因は投手交代だということを斎藤投手の完投試合が教えてくれている。

 

因みに11完投試合の1試合目は通算1838三振を喫した谷繁選手の初三振の試合だった。

11試合中山本文男と平光清が2試合球審を務めている

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