野球殿堂博物館主催「野球の記録をつけてみよう!」に行ってきました。

今夜は“スコアシートについての”「だからどうなの話し」。

元NPB セ・リーグ記録部長の石井重夫氏講演の「野球の記録をつけてみよう!」は、「新発見あり」。「なるほど同じことを思うものだ」。「記録があって反省は始まる」。以上、3つのことを感じました。

いままで得点は全てでスコアに記していた。ある投手の自責点と失点は、試合終了後に分類していた。これが大量得点試合だと面倒なものでもういいやと分類をあきらめることがあった。

今回自責点は、自責点以外はに分けてスコアに記載すると教えられた。

イヤー20年もスコアを付けていて知らなかった。これで自責点と失点を簡単に分類できる。

これは新発見だった。

 

スコアを付けていると安打、四球、失策などの出塁は赤線で記す。大量得点試合だとスコアは赤線と赤マークが多くなる。黒線、赤線、黒マーク、赤マークが入り混じりスコアシートは実に汚たない。

だから、スコアシートを長年記録していると投手戦の方が好きになる。黒線、黒マークだけの記載になるから。

実にシートはシンプルに記録されてきれい。この体験を石井さんに話した。石井さんも投手戦が好きだとのこと。

記録員は打撃戦より投手が好きなのだ。なるほど素人もプロもスコアシート記載については同じことを思うのだ。

 

入院中にスコアシートを病院に持ち込み、野球を疑似体験した。

なんでここで得点されたのだろうか? なんでこの投手は初球に敵時打されるのだろうか? 

スコアシートを読んでいると実にその画面が浮かんできた。

記録があって反省ができ、敗因、勝因が明確になる。しかもスコアシートを見てれば10分~20分で1試合の反省をできる。

記録があって反省は始まる。短時間でそれができる。

スコアシートの効用。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。