今日は熊崎コミッショナーに小言幸兵衛
今夜は“野球の基本。声と音についての”「だからどうなの話し」。
今日もロッテ対西武のファーム戦についてから始める。
一塁走者が盗塁した。間一髪タッチが早かった。
長川三塁塁審の「He's out」の声が響いた。
あるいは一塁、三塁際のゴロ「ファール」の声。もちろん岩下球審の「ストライク」の声も。
何度も言うが選手、コーチ、審判員の声、打球、捕球の音も野球の一部なのだ。
ところが一軍の試合はこの声、音が聞けない。
3月30日の読売対阪神戦(東京ドーム)で西岡選手と福留選手が激突した。
熊崎勝彦コミッショナーは“負傷した阪神・西岡のプレーを称賛した。(激突の後も)ボールを握っていた。あの執念は凄い」と話した。「(野球は)人間が、体を張ってやるスポーツ」と真剣勝負を強調し、「一日も早く回復して、復帰してほしい”と気遣ったそうだ。
ちょっと違うと思った。球場が静かなら激突を避けられたかもしれない。
守備陣が声を掛け合う。これは野球の守備の基本の基だ。それで選手同士がぶつかるのを防げるかもしれない。
ならば熊崎コミッショナーに「激突が起こった一因として選手同士の声の掛けあいがドンチャカに消されたこともある。ドンチャカが選手のケガを助長するかもしれない。そのことをファンは気づかってもらいたい」と、
一言あってもよいのでは。
選手の体を守るのは球団であり、野球機構でもあると思うのだが……。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。