掲げたボードと28日は一塁塁審だった。
掲げたボードと28日は一塁塁審だった。

友寄正人審判員に「3000試合目指して頑張ってください」と激励の声をかける。

友寄正人審判員は5月26日、ヤクルト対ソフトバンク2回戦(神宮球場)で球審だった。28日は他の球場か、「控」が通常の配置になるのでは……。

ところが、2013年5月28日、ヤクルト対オリックス1回戦(神宮球場)で一塁塁審で出場するとアナウンスされた。3000試合激励ボードは用意していた。だが、半分あきらめていた。

ところが出場だ。早速、一塁ベンチ横のグランドに出る通路に向かった。スターティングメンバー交換に立ち会うために通路に友寄正人審判員がいた。

「友寄審判」と声を掛けた。こちらを向いた。

「3000試合目指して頑張ってください」と声を掛けた。用意していたボードを掲げた。

ボードを見てちょっとビックリした表情を見せて笑顔を返してくれた。もう満足、満足。

ところが興奮していたのか「あと32試合」と間違って言ってしまった。

自分でカウントダウンしている。28日試合開始前で残り「31試合」なのに間違ってしまったことに気付いた。

ああ何と情けない。ちょっと落ち込んだが、声を掛けられた。それで満足しよう。

28日終了現在、3000試合まで残り30試合となった。開幕前残り60試合だったから半分消化した。8月ごろには達成するだろう。

達成したらお祝いボードを神宮で掲げるぞ。

日本プロ野球史上19人目の3000試合出場。初めて沖縄出身の審判員友寄正人さん。くれぐれも体を大事にしてください。ケガしないように祈ってます。