長い試合時間はいいことなし。試合時間短縮はファンサービスだ。
審判員が球場に通う交通費は誰が負担するのだろうか?
「セ・パのアグリーメント」に記載されていた。NPBが負担する。交通手段は「公共交通機関」と指定されている。タクシーは使えない。使えば自費である。
たとえば、東京在住の審判員が神宮球場試合の担当だと自宅から総武線の信濃町駅、千駄ヶ谷駅、地下鉄の明治神宮前駅、国立競技場前駅までの運賃となる。試合終了後も同じ。
ただし、終了時間が10時30分を過ぎた。試合時間が4時間以上になった。その場合はタクシーを使える。
2012年の888試合(オールスター、CS、日本シリーズを含む)で4時間を超えた試合は19試合だった。
2013は4月7日現在49試合を終えて4時間を超えたのはすでに6試合ある。
ペナント864試合で単純換算すると864試合÷49試合×6試合=105試合になる。
NPBは交通費経費が増える。審判員の肉体的、精神的負担は増える。観客は帰宅時間から試合の決着をみられない。長時間試合にいいことなし。
試合時間を短くする。それがファンサービスのひとつの要素だと思う。
というわけで、今回もだからどうなの話し。