打者には一妻型あるいは多妻型がいる!?
今日、野球殿堂博物館でイチローや松井秀樹のバットを製作している現代の名工久保田五十一の作業と講演に出席した。
話しから打者には一妻型と多妻型がいると思った。
打者が欲しがるバットは、打てるバットだ。当然のことだ。打てるバットとはどんなバットか?
バットと使うのは打者。打てるバット、打てないバットも所詮打者次第だ。打てるバット誕生させるのは打者だ。
打てるバットを誕生させるにはバットとどう付き合うかが重要だ。
付き合い型は2種類ある。
一つは数多くの試作バットから一本を選ぶ。そのバットでヒットが出たら、その時の体調を維持することを大切にする。ヒットが出たバットの感触と体調を維持するのがヒットを打ち続けるコツになる。このタイプの打者は体調維持のルーチンワークを大切にする。
バットを妻に譬えるなら一本のバットを大切にし、妻に合わせる一妻型といえる。
もう一つは、いろんなタイプのバットを用意する打者。そのときの体調でバットを変える。体調に合わせたバットを数種類用意しておく。これは多妻型といえる。
イチロー選手はどちらかというと一妻型ではないかな……。
というわけで、今回もだからどうなの話し。