両チーム先発投手完投試合とその試合の球審回数
現代野球は先発投手が6回、100投球程度で中継ぎ、抑えに引き継ぎ試合を終えるようになったが、私のような化石の野球ファンは先発両投手が最後まで投げる試合が大好きである。
両チームの先発投手が完投した試合を調べた。2002年~2022年の総試合数18,106(リーグ戦、球宴、交流戦、CS、日本シリーズを含む)で両チームの先発投手が完投した試合はたった122試合であった(降雨コールドゲームは除く)。
122試合の内、2002年~2006年は54試合、2007年~2011年は48試合、2012年~2016年は11試合、2017年~2022年は9試合だった。だんだん少なくなった。いまや先発両投手が完投する試合を球場で見るなどは奇跡なのだ。
神宮球場で私が最後に見た試合は2010年8月5日、ヤクルト対中日戦、ヤクルト由規投手(126球)、中日ネルソン投手(144球)、ヤクルト5-0で勝利した試合だった。
そのような試合で球審回数をチェックするとやはりDH制度があるパリーグの審判員が多い。
以下に2002年~2022年までの両チーム先発投手完投試合とその試合の球審回数を掲載する。
因みに両チーム先発投手完投試合の平均試合時間2:32分、投球数は241球(通常は3:16分、295球)。