ヤクルト古賀優大捕手の2022年年俸、増えたけど増えていないのだ。
ヤクルト古賀優大捕手が2021年12月15日球団事務所で契約更改交渉に臨み2022年は6,000,000円増の年棒13,000,000円でサインした(金額は推定)。
2021年の年俸が7,000,000円だから確かに6,000,000円増えたようだが実は2022年の年俸額は2021年の年収より減っているのだあ……。
その理由は? 野球協約を読むとその理由がわかる。
【野球協約 第89条の2(出場選手追加の参稼報酬)
1 球団は参稼報酬年額14,430,000円未満の選手がセントラル野球連盟及びパシフィック野球連盟の年度連盟選手権試合に出場選手として登録された場合は、登録日数1日につき、14,430,000円とその選手の参稼報酬年額との差額の150分の1に相当する金額を追加参稼報酬として支払う】。
●古賀優大の2021年の収入計算してみよう
・古賀優大の2021年一軍登録日数……145日
・古賀優大の出場選手追加の参稼報酬は?
{14,430,000円-7,000,000円(古賀優大2021年年俸)}÷150=49,533円(1日につきの追加参加報酬)
・古賀優大の2021年の年収
7,000,000円(古賀優大2021年年俸)+49,533円×145日(一軍登録日数)=14,182,333円
・2022年年俸と2021年年収を比べると
2022年年俸13,000,000円<2021年の年収14,182,333円
というわけで古賀優大の年収は増えたけど増えていないのだ。