中日高橋周平二塁手は頭脳プレイ併殺だったのか?

中日二塁手の高橋選手が故意落球で併殺を狙ったプレイを二度ばかりしている。

高橋選手は内野手だから故意落球した場合はルールに記してある通りにボールデッドとなって走者の進塁は認められないことになる。

繰り返すが故意落球ルール5.09a(12)は「0アウトまたは1アウトで、走者一塁、一・二塁、一・三塁または一・二・三塁のとき、内野手がフェアの飛球またはライナーを故意に落とした場合、ボールデッドとなって、走者の進塁は認められない。」となっている。

2018年5月3日ヤクルト対中日6回戦(神宮球場)、4回裏ヤクルト3-0リード状況の一死走者一・二塁で打者坂口が二塁直飛を放つが中日高橋選手はショーバンで捕球した。高橋二塁手は京田二塁手に送球、一塁ビシエドに送球して4-6-3併殺となった。

この場合に直飛をわざとショーバンで捕って併殺をしたのだろうか。

同じようなプレイを高橋二塁手は2018年6月1日日本ハム対中日交流1回戦(札幌ドーム)、1回裏日本ハム1-0リード状況の一死走者一・三塁でレアード選手が二塁直飛を放った場面でしている。

中日高橋選手は一旦打球をグラブにおさめてから落とした。これは明らかな故意落球だった。

ヤクルト戦のようにショーバン捕球するプレイをしていれば併殺できたのだが……。

結局、故意落球と二塁塁審川口亘太が判定したので打者レアード選手がアウトとなり二死走者一・三塁でプレイは再開することになった。

高橋二塁手は直飛を直接グラブに触れさせてボールを落とすと故意落球になるから直飛をショーバン捕球する技術を使えば併殺できたのに……。残念である。