最高のファンサービスは試合時間を短くすること……

今夜は“短時間試合”についてのだからどうなの話し。

ヤクルト対広島戦を連日見てきた。

28日の13回戦の試合時間は3時間24分、29日の14回戦が3時間39分。

この湿度が高く暑いなかでの長時間の試合にはうんざりしている。

2日連続5回裏が終わると神宮では300発の花火が夜空にあがる。観客は喜んでいた。

私というと試合時間が長くなることは止めてもらいたいと思っていた。

最高のファンサービスはテキパキと試合が進み短時間で試合が終わることだと思っている。

1966年10月4日の西鉄ライオンズ対東京オリオンズ25回戦(平和台球場)の試合時間は1時間32分。

西鉄の稲尾和久投手の投球数は75球で完投、東京オリオンズの小山正明投手の投球数は87球で完投。

稲尾投手は29打者に対し75球を配球してるいから一打者あたり2.58球、小山投手は30打者に対し87球を配球しているから一打者あたり2.9球、一打者あたりの投球時間は1.5分。

いまでは考えられないテンポの良い試合だ。やっぱ野球はテンポ良く進み、早い時間で終わる。

それがファンサービスだと思うのだが……。

こういう試合を球場で見てみたい。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。