最近、ファールボールに注意を払わない観客が多い
今夜は“ファールボールと打球速度”についての” についての”「だからどうなの話し」。
子供のころに、父親に野球場に連れて行かれたときに、「ボールから目を離すな」と必ず言われた。ボールは直径約7センチの石だといえる。これが飛んでくるのだから当たったら大けがする。
当たり所によっては骨折するかもしれない。況や頭に当たったら死ぬかもしれない。
最近、新聞で報道された観客が失明したケースもあった。それくらいファールボールは怖いのに、球場を移動中の観客がファールボールを見ていないケースをたびたび目にする。
ファールボールを素手で捕る観客がいる。最近の観客はファールボールの怖さを知らないかもしれない。ちょっとミスしたら頭に当たってしまう。怖くないのだろうかと思う。
これは子供時代に野球をやっていてボールに当たった痛さを体験していないからかも。
打球速度はどのくらいなのか?
『野球物理学』というサイトを運営しているイリノイ大のアラン・ネーサン名誉教授は大リーガーがバットの芯で捉えた打球の速度を求める公式を
(球速×0.2)+(スイング速度×1.2)
と定義している。日本の野球選手の平均スイング速度は130キロ。
例えば、150キロの速球なら打球速度は(150×0.2)+(130×1.2)=186キロになる。
これは初速度ですから距離によって速度は落ちるとはいえやはりすごいスピード。ファールボールから目を離さないこと。野球場で野球を見る常識である。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。