1イニング4奪三振! そのイニングに3失点! そんなことあるの?
今夜は“1イニング4奪三振と失点についての”「だからどうなの話し」。
1イニングに4奪三振。これがイニング奪三振の記録だ。
1イニング4奪三振したのに失点する。3奪三振で攻撃は終了するはずなのに……。そんなことがあるのか?
2013年までの1イニング4奪三振を記録した投手は16人いる。1イニングに4奪三振したのに失点をした投手は6人いる。その内、最大失点は3点。
その記録をした投手はダイエー時代の工藤投手、ヤクルトのレモン投手だ。
1イニングに4奪三振を記録するには振り逃げが必ずつく。この走者が本塁生還する。それ以外の打者に本塁打を打たれるケースが大量失点につながる。
1996年8月2日ダイエー対ロッテ17回戦(福岡ドーム)で1イニング4奪三振3失点は起こった。
●ロッテの攻撃内容…チェンバレン三振→初芝三振振り逃げ→仁村三振→佐藤三塁打(1失点)→大村2点本塁打→田村三振。
因みに捕手は吉永、球審は前川芳男。
2000年4月14日ヤクルト対広島1回戦(福岡ドーム)。
●広島の攻撃内容…東出三振→緒方三振→前田振り逃げ→金本2塁打→浅井3点本塁打→西山安打→松本三振。
因みに捕手は古田、球審は眞鍋勝巳。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。