人柄が良くても戦いは勝たねば選手はついてこない
今夜は“監督の人柄についての”「だからどうなの話し」。
選手は個人事業主。スポーツにケガはつきもの。いつ球団からお払い箱になるかも。野球選手の平均選手寿命は10年といわれる。
生活が掛かっている。優勝に貢献すれば年俸が上がる。野球選手なら当然望むことだ。
現在の野球は管理野球だ。管理野球は選手が野球をするのでない。監督が野球をするのだ。選手はサイン、サインに従う。球場で野球を見ていると何でこんな場面でサインがあるのか。そんな疑問を思うことがたびたびある。
小川監督は巷間人柄は良いと評判だ。だが、監督業は勝負師である。勝負師は勝たねばならない。人柄が良くても勝たねば監督としてふさわしくない。
オープン戦5試合を見た。全敗だった。選手の姿を見た。三振をしてベンチに戻ってくる選手の姿。ふてくされている。何度みたことか。
管理野球だから負けたら監督の責任だ。小川監督はオープン戦1勝しかしなかった
「首脳陣ミーティングで今まで3年間は選手に気を使っていた部分もある。今年は厳しくいく。勝つために最善の策をとりたいと小川監督は非情の決意を口にした」という。
だが、選手は見ている。何を見ているか。非情であることが勝つ手段なのかと。
監督の指示に従っていれば勝てる。それで生活が向上する。勝てる方法を指揮、やらせるのが監督の仕事だ。
監督が非情になるのは勝手だ。非情になる前になんで選手がふてくされているのか。その現状把握と分析なくして非情な采配などない。現状分析がすべての始まりではないか。5試合見てそんなことを感じた。
まあ、今年は最初から期待していないからどうでもいいことだけど。以前5月まで夢見ると書いた。反省。いまは開幕前に夢が覚めた。まあグチですな。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。