試合時間を長くしている原因は?

今夜は“試合時間についての”「だからどうなの話し」。

なんで野球の試合時間は長いのだろうか。今年の平均試合時間は3時間22分。

試合時間を単純計算してみよう。

今年の1試合平均投球数は298球。1投球あたり12秒だとすると正味投球時間は約60分。

攻守交代時間は2分15秒。1試合だと攻守交代は17回だから約38分。合計1時間38分が単純試合時間だ。

単純試合時間以外に時間を長くするのに3、5、7回にグランド整備がある。5回にはホームチームの応援ショーがある。それを加えても20分程度だろう。合計しても1時間58分。

約2時間が野球の単純試合時間ではないだろうか。

ところが今年の最短試合時間はソフトバンク対西武戦の2時間21分。単純試合時間より約21分長い。

だとすると試合時間を長くしている原因は他にあるはずだ。

今年の最長時間の試合は日本ハム対ソフトバンクで6時間1分。最短と最長の違いは何か? 

最長は延長戦とはいえ投手が18人交代している。最短は3人。

投手交代時間を2分45秒とすると18人も交代すればそれだけで単純に約50分もかかる。

試合時間が長くなる原因は投手交代なのではないか。完投投手が少なくなった。

それが試合時間を長くしているのだ。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。