6連続併殺を喫してもさよなら勝ちをしてしまった

今夜は“最多6併殺記録をマークしても負けた近鉄”の「だからどうなの話し」。

1995年4月26日、日本ハム対近鉄4回戦で、日本ハムは6イニング連続併殺を喫した。内容は

1回無死一塁 渡辺選手が3塁ゴロ併殺打。

2回無死一塁 マッキントシュ選手が遊ゴロ併殺打。

3回一死一塁 鈴木選手が遊ゴロ併殺打。

4回一死一塁 田中選手が二塁ゴロ併殺打。

5回一死一塁 上田選手が遊ゴロ併殺打。

6回一死一塁 鈴木選手が三振のときに一塁走者が二盗失敗。

日本ハムは1回から5回まで毎回安打した走者が併殺を喫してチャンスをつぶしている。近鉄は6回から10回まで毎回安打してチャンスをつくりながらこれもつぶしている。そして、11回に日本ハムはさよならを迎える。

その内容は一死から連続四球と安打が続き一死満塁。ここで渡辺選手が中堅に犠飛をしてそれがさよならになった。なんと渋いさよなら試合だろうか。

負けた近鉄の鈴木監督は「抑えの赤堀を出して、絶対勝とうという姿勢を見せたかっただが……」とぼやく他なかった。6併殺をマークしながら負けるなんてきっと情けないにつきるだろう。こんな試合はめずらしい。

私の知っている限り、6併殺を喫したチームは必ず負けている。なのに日本ハムは勝ち、近鉄は負けた……。

というわけで、今夜もだからどうなの話し。