逆転さよなら満塁本塁打、おつりなし。2つのプロ野球史上初記録

1989年以降プロ野球の歴史の中から、どうでもよい新記録&珍記録にこだわって紹介する。

私のデータによると1989年~2024年9月9日までの30,277試合のうち、さよなら試合2,384の決着内容を集計した。

逆転さよなら満塁本塁打、おつりなしは以下の表のとおり6試合。この6試合のうちプロ野球史上初記録は2試合。

一つ目は、2001年9月26日、近鉄対オリックス戦で近鉄北川選手が代打逆転さよなら満塁本塁打、おつりなしを放ち、近鉄にリーグ優勝をもたらした。

さよなら試合で優勝決定は①1968年阪急(打者矢野清)②1990年読売(打者吉村)③1996年(打者イチロー)④1997年西武(鈴木健)⑤2000年読売(二岡)があるが、代打逆転さよなら満塁本塁打、おつりなしはプロ野球史上初記録。

もうひとつは、2006年5月27日、オリックス対横浜戦でオリックス清原選手が逆転さよなら満塁本塁打、おつりなしを放った。このさよなら満塁本塁打は清原選手通算2本目のさよなら満塁本塁打で、セリーグ、パリーグの両リーグさよなら満塁本塁打は清原選手がプロ野球史上初記録。

以上、さよなら逆転満塁本塁打にまつわるプロ野球史上初記録