メジャーリーグが来季からビデオ判定拡大し「チャレンジ」制を導入
今夜は“ビデオ判定の「チャレンジ」制導入”の「だからどうなの話し」。
スポーツニッポンによると「米大リーグ30球団の代表者会議で、現在は本塁打に限定されているビデオ判定の適用範囲が来季から拡大される見通しとなった。新たに採用されるのは米プロフットボール(NFL)で「チャレンジ」と呼ばれる方式を参考にしたもの。AP通信によると、監督には試合開始から6回までに1度、7回から試合終了までに2度、判定に異議を申し立てる権利が与えられる。対象となったプレーについては、ニューヨークで大リーグ機構の担当者が映像を確認し、最終的な判定を下す。」といことだ。
大リーグが導入すれば日本のプロ野球もやおら導入しろとかしましくなるだろう。
現在、本塁打についてはビデオ判定が導入されている。とはいえ、その映像は日本野球機構が判定のために設置したカメラの映像でなく、中継の映像を借用させてもらって判定している。その上、地方球場ではビデオ判定はしないことになっている(アグリメーント規定)。
現在のビデオ判定でも以上のような状況なのに「チャレンジ」制を導入するとなったら日本野球機構が判定用のためにカメラを用意・設置しなければならないだろう。地方球場もいまのように外すわけにはいかないだろう。
となると、専属のカメラマンや判定員が審判員とは別に必要になるだろう。現在の日本野球機構にそんな予算があるのだろうか。
ビデオ判定の「チャレンジ」制導入のニュースを聞いてそんなことを思った。
というわけで、今夜もだからどうなの話し。