2月24日、ヤクルト対広島の練習試合。5回裏に突然、審判員が3人制になった。
それまで球審柳内遼平、一塁塁審山村裕也(山村達也審判員の息子)、二塁塁審深谷篤、三塁塁審敷田直人だった。
5回表が終了したら一塁塁審の山村審判員はグランドから消えてしまった。3人制になって、球審は柳内、一塁塁審が深谷、二塁塁審が敷田に変わっていた。
さて、山村審判員は体調でも悪くしたのかなと……。
ところが6回表に球審柳内は一塁塁審になり、山村一塁塁審が球審になっていた。
5回裏に山村審判員は球審の防具を付けるために消えていたのだ。その間、3人制になったのだった。
6回表から球審が入れ替わって4人制に戻った。
柳内審判員は3年目、山村審判員は2年目、この2人に球審の体験をさせるために途中に球審を変えたのだった。練習試合からできることだとその時に知ったのだった。
自慢するわけではないが、このことに気づいていたのはあまりいないのではないかと思った。
やっとテレビ観戦でも打者、走者、審判員全体の変化と動きを総合的に見られるようになってきた。
早く球場で野球を見たくなった。
因みに、練習試合だと審判員名はスコアボードに表示されないことも知った。おそらく、試合開始前にも審判員の名前をアナウンスしなかったのだろう。
もし、アナウンスし、スコアボードに名前を表示してたら途中審判員が変わったのを観客も知って面白かったはずなのに(3人制など日ごろ見られない)。
最後に一言、練習試合でも審判員がいなかったら試合はできないのだ。やっぱスコアボードに名前は表示するのが当然だと思うのは審判員マニアにひがみか……。